楽しい時代の話

大学生時代は楽しかったな。
親元を離れて一人暮らしを始めた。
最初は一人暮らしなのに夜の10時に門限が決まっていて、
親から電話がかかってきたりと厳しかったけど、
研究室に入るころになると忙しいとか何かの理由をつけて、
門限をなきものにしていたな。そういえば、
今の家にも固定電話なんてないのに、あの時は、
親が心配のあまり、電話を引いてくれていたのだった。

研究室は緩めのところを選んだというか、
なぜか周りの友達が、ここがいいって勧めてくれたところに入ったな。
なんで人の進路を心配してくれているのかわからなかったけど、
結局そこを選んでよかったな。友達は、厳しめの研究室を選んでいたけれど、
志が高かったのだろうか。
研究室選びって、誰でも好きなところに入れるわけではなくて定員があったり、
成績順に選べたりって制限があるのだけど、
私みたいにぼーっとしている人は、蹴落としたかったとか。まさか。どうなんだろう。
そうはいっても、結局大学生活は楽しかった。
今よりぼーっとしていたらしいけど、性格は今より良かった気がする。
「過去に戻るとしたらどこがいいか」ってたまに自分では考えるのだけど、
そんなことは現実逃避甚だしいし、会話が盛り上がらないしむしろ気まずいので、
他の人とは話をしたことがない。
でも私が、一番思い浮かべるのは大学生活のこと。
それでも、最終的には今の立ち位置に戻ってきたいと思う自分がいるので、
それは幸せ。

金魚その後

うちに7月にやってきた金魚さん。その後、新しい仲間が2匹加わった。
元々が4匹。プラス2匹の合わせて6匹。種類も違うのが、表立っては仲良く過ごしているようでいい。
元々の子たちは、みんな細長いタイプの和金。子赤という種類かと思う。金魚すくい出身の子たちで、赤い子が3匹。少し黒い子が1匹。
名前は、きんちゃん、あかちゃん、クロちゃん、パフェちゃん。パフェちゃんのみ、
キラキラプリキュアアラモードのキュアパルフェちゃんから名付けたものの、
あとは普通。
 
新しい子は、獅子頭のししちゃん、黒出目金のデメちゃん。これもストレートな名前だけど、そのくせ、
デメちゃんがトトちゃんになったり、ししちゃんが、ぎょっちゃんになったり、
私と娘はよく間違えてしまうのだった。愛情はあるのに。
新しい子たちは形が丸っこいタイプ。
同じ水槽で泳がせるには体の形(丸は丸、細長は細長)
が一緒な種類で揃えたほうがいいと、
この子たちを選んだホームセンターで聞いたけれども、
店内の細長タイプの金魚たちがあまりにもピュンピュン泳いでおり、
我が家の子赤たちとはスマートさというか、何か違うね感を思ったので、
あまり形にこだわらず、のんびりした丸っこいタイプに決めたのだった。
 
あまりにジッと間近で見ていると、こそこそフェイクの水草に隠れるけれど、
離れると、シュシュっと出てきて、かわいらしい。
しばらく、旅行とか家を空ける用はないのでいいけれど、
ちょっと家をでたときにでも突発的に停電になったら、酸素はもつのだろうか。
それどころか、地震がきたらどうしよう。火事がきたら窯ゆでだ。
昔はそんなの些細だったろうに、今や私のスマホ履歴は些細なことで満載。

際限なく緑

実は、去年、一戸建てを購入した。娘と夫と私の3人でその一戸建てに暮らしている。
小さいけど庭があって。やりようによっては、なんと素敵なマイホーム。やりようによってはね。
今年、初めての夏を過ごしているが、困りごとが一つある。

雑草が、すごい。特にスギナというやつ。彼らは、なんなんだ。近所のおばちゃまが教えてくれたところによると、
彼らは根が深く、少し毟っただけではだめとのこと。
しかも、生えてくる場所が元々鑑賞用に植えてあった木の場所を分捕るように生えてくるのでたちが悪い。
少し草むしりを怠っただけで、芝生のようにスギナが生えている。
実は、春先ごろにスギナがちびちび生えてきたごろ、
まあ春らしいわねと思って喜んでいたのが腹が立つ。スギナ。
実は、家庭菜園としてバジルや、トマトや、ナス、はつか大根を植えていたのだが、何よりもスギナが育っている。厚かましい。
 
除草剤をまくと、植木が死にそう。いっそのこと、芝刈り機で、短くスギナを切って、芝生が生えてますよという風にするとそれはそれでいいのかな?緑だし?真っすぐ生える感じも芝生っぽいし?
何かいい方法ってないのでしょうかね。このままだと、あーこの家は荒れているねと泥棒さんが目を付けそうで。素敵なマイホームとはほど遠くて。私たちもかわいいポストの横に、本当は犬とかアヒルとか、小人の人形とか置きたいけどまったくそれ依然のことから進めませんよ。

ジャックさんと、哲郎さん

娘は四歳。怖いものなしだ。怖いものは、お化けだよ。と口では言っているが、
実際ゾンビの色々とか、ジュラシックパークとかでもヘラヘラする程度になってしまっており、全然だめだ。強い。
それ以上の怖いものは、私が付き合いきれないしさすがに虐待だろうし、
将来トラウマになるであろうと思うので、見せることはできません。
しかし、程よい恐怖を体験することも、大切な気がする。。
(ゾンビはもう、トラウマレベルでダメな気がしますね。すみません。)
それで、ちょっと趣向を変えて、パイレーツオブカリビアンシリーズを見せてみることにしたのであった。

あれって、クラーケンっていう大きなイカの怪物が船をへし折ったりと、
なかなかダイナミックが雰囲気があるので、
お化けとは違う心揺さぶるものがあるかと思って。
もっというと、最近新しい映画がやっていたので、何週か連続で過去の映画をやっていたこともあり丁度録画していて、都合がよかったのでした。
結果、怖さ云々はおいといて、娘は映画を楽しめたようだ。
イカさんかわいそうね、とか思いがけず優しいことも言っていた。
驚いたのは、これまでプリキュアなどアニメにしか興味がなかった娘が、ジャックスパロウかっこいい!と言っていたことだ。

ちなみに、最近はジャックスパロウに続いて、日曜夜の世界の果てまでイッてQに出ている出川哲郎にも興味をもったようだ。
三次元に興味をもってくれて、それは嬉しい。
ただし、ジャックとさん出川さんでは、全然見てる時の様子が違うね。
 
もう、そんなに成長しているのだね。

見守ります

四匹の金魚が我が家にやってきた。
一匹だけ色黒。あとは、見分けがつかないくらいの赤色。かわいい。
家の近所の神社で夏祭りが開催されており、金魚たちを、娘がすくってきたのだ。
以外にも自力で二匹の金魚をすくった娘。
ええ、すごいなあと感心したのもつかの間、
いかにこの金魚一家をお世話していくか、
まったくペットらしいものを買ったことがない私は、さっぱりだった。
ともかく、娘が勝ち取った二匹以外に、おまけで二匹。合計四匹の金魚一家を、頂くこととなった。
お祭りの金魚は早死にすると思っていたが、インターネットで検索すると、
どうもそうではないらしい。
すぐに、ホームセンターにいって、
金魚スタートセットのような名前の育成セットを購入してきた。
水槽・カルキ抜き・酸素ボンベ的なぷくぷくを出す器・フェイク水草
などをセットにしてあり、〆て1200円であった。
金魚すくい代が100円、金魚育成セットが1200円。お安いですね。
 
いま、30センチ程度の横幅に、四匹の金魚がいる。
インターネットなどを見ると、色々金魚諸注意が書いてある。
エサは、すぐに与えてはいけない、食べても下痢するから少なくとも3日は絶食すべし。とあったが、
なんかお腹すいてそうに砂利を突いていたため、あげてしまった。
バクテリアを入れ、事前に水槽の水を作っておくべし。とあったが、なんのことやら、付属のろ過器じゃだめなの?
バクテリア?エビとは別?など私にはわからないことであったため、まあ、バクテリアは無視することとした。
最後に、これまたインターネットの情報で
大き目の丼で金魚を飼えるようなことが書いてあり、それが本当なら、
目の前の水槽のほうが、酸素ぷくぷく器やろ過器など絶対的に優れた状態に違いないと
自信を持つことができた。
 
新しい趣味といっていいのか。金魚のお世話は。
趣味といっては金魚たちには軽すぎて、申し訳ないので、
せめて、見守ります。最期まで。
部屋がまだ明るいから、分厚いタオルを水槽にかけて、おやすみ。おやすみなさい。